お下がりの車両に懐かしい思い

2012.01.07

ローカルエリアではこれが逆転する。同じ区間に平行して路線が走っている場合は、まずだいたい、私鉄のほうが運賃が高い。大都市圏ほど利用客が多くはないので、路線単位で経営されている地鉄は、なかなかに大変なのである。でもそのおかげといっては失礼だが、地鉄には大都市圏の私鉄でかつて使われていた車両がお下がりで引き取られ、第2の人生を送っているケースが目立つ。東京、大阪で暮らしていて、あまり地方に出かけることのない方は、そんな情景を見ると、とても懐かしい思いをするのではないかと思う。

[参考情報]
スターゲイトホテル関西エアポート(旧 全日空ゲートタワー) - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad331817/

京王プラザホテル - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad332943/

ヒルトン小田原リゾート&スパ - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad330192/

私が知っているだけでもいくつか例がある。2005年3月現在、静岡県の岳南鉄道で使われている電車は、かつて京王井の頭線を走っていたものだし、同じく静岡県の大井川鉄道では、近鉄や京阪、南海で使われていた特急電車も使用されている。1998年頃の話になるが、富山県の富山地方鉄道では、かつて西武線を走っていたレッドアロー号(初代5000系)が走っている光景に出くわして、仰天した覚えがある。また、駅舎に関しても、地鉄には昔ながらのムードを残しているものがとても多い。JRは近年、かなりのローカル線でも駅舎が味気ないものに建て直されたり、無人駅となった場合は、ごくごく簡略な、待合所という感じの建物にしてしまったケースが散見される。しかし地鉄は、おそらくはその財政事情という背景もあって、味わい深い昭和の建物がまだまだ多く残されている。




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